キャスリング 蕨城編

JR京浜東北線蕨駅から西に1キロ、13分歩くと蕨城址公園があります。

車の場合、城址公園通りから入る、和楽備神社の無料駐車場があります。

東西が沼、田んぼに囲まれた小高い所に、幅約12mの堀、幅約8mの土塁をめぐらし、12200㎡と広大な平城でした。


隣にある和楽備神社は、大通りに面しているので神社の方が有名かもしれません。和楽備神社と蕨市民会館の間に、蕨城跡があります。

南北朝~室町時代に、蕨を所領としていた足利氏一族の渋川義行によって、館を構えたのが始まりとされています。

古河公方の足利成氏の家臣で関宿城主の簗田氏は、蕨まで侵略してきました。その後、扇谷上杉氏と北条氏とのせめぎ合いの地でした。

1457年頃 義行の曾孫の渋川義鏡は、古河公方に対する備えとして、蕨城を改修しました。城跡には、築城の際守り神として八幡大神を奉斎したのが始まりとされる和楽備神社があります。ここで家内安全、商売繁盛の祈願をします。

1524年 北条氏綱に攻められ破壊されたと言われています。その後、江戸時代になると徳川家の鷹狩用の御殿として城跡が利用されました。徳川家康は、戸田、浦和、大宮、越谷、岩槻、鴻巣あたりで鷹狩をしていました。その後は、中山道の宿場町として栄えました。

祭神は、素戔嗚尊、天照大神の他に、蕨城主渋川公も祀られています。遺構はほぼありませんが、街中に眠る歴史を探索してみて下さい。20分のキャスリングでした。



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