キャスリング 滝の城編

JR武蔵野線東所沢駅から東に1.9キロ、23分歩くと滝の城跡があります。

車の場合、関越自動車道所沢インターから南に3.1キロ、6分ほどで滝の城址公園駐車場です。

無料の駐車場ですが、利用時間は8:30~17:00になります。駐車場は他にも、城址公園東側に駐車場があります。


駐車場に車を停めて、武蔵野線の高架の下からキャスリングスタートです!狭山丘陵の一角を利用した平山城で、滝の城の南側から階段を上がって本丸(城山神社)に向かいます。

城山神社の鳥居をくぐると左手にV字の空堀があります。

城山神社に上がる石階段から、丘陵の崖が急勾配である事が分かります。

1180年頃 源頼朝の挙兵で土豪が築城したとされていますが、諸説あります。

本丸にある城山神社裏には四脚門跡があり、引橋を渡り四脚門をくぐると本丸となっていたようです。豊臣秀吉の小田原征伐で焼失しました。

時代はさかのぼって、7世紀頃である古墳時代後期の横穴墓群がありました。人骨や金環(イヤリング)などが出土し、滝の城以前から重要な場所であった事が分かります。

1564年 関東管領上杉氏の家臣である大石氏の滝山城の支城として滝の城が機能したとされ、その後、北条氏照の支城となりました。特に北関東攻めの陣揃えの城として使われました。

滝の城北西側(東所沢病院側)から入城してみます。まず目につくのは、二重堀です。

二重堀の南側には、血の出る松跡があります。削ると赤い樹液が出るという黒松がありましたが、昭和47年に枯れて伐採されました。

1590年 豊臣秀吉の小田原征伐で、豊臣軍の浅野長政から攻められ、滝の城は落城しました。

虎口から土橋を渡ると左手に屏風折れの堀、右手にも堀が続いています。

徳川家康の関東入部に伴い、滝の城は廃城となりました。

土橋を渡ると二の丸です。2019年12月のキャスリングでしたが、冬の方が木々や草が枯れるので土塁や空堀がはっきり見えやすくなりますね。

二の丸から本丸の間にも堀があります。二の丸の社務所近くには案内看板があります。

手前が二の丸で奥が本丸になる虎口で引橋があり四脚門がありました。二の丸から東に向かうと三の丸です。

三の丸には井戸跡があり、ここで茶の湯を楽しんだそうなので、茶呑み郭とも呼ばれます。三の丸から南を見ると眼下に、滝の城址公園の運動場と武蔵野線、柳瀬川が見えます。柳瀬川の向こうは、東京都清瀬市です。

三の丸から出ると、大手門から城に入る手前の馬出しがあります。

さらに東に向かうと、土塁の突端に物見櫓跡と東曲輪(腰曲輪)があります。

東曲輪から公園の運動場まで階段で下りて滝の城を一周しました。北条流築城術が駆使された滝の城は、約2キロ、42分のキャスリングでした。



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