キャスリング 日出城編

日豊本線暘谷(ようこく)駅を降りて、南に700m、10分歩いた所に日出(ひじ)城跡があります。

車の場合は、日出バイパス(大分空港道路)日出インターを降りて、国道10号線を南下し3キロ、10分ほどで着きます。

二の丸館という観光案内所に駐車場があります。駐車場は無料でした。

駐車場から城跡のある海の方に向かいます。途中で瀧廉太郎の銅像がありました。

1602年日出藩の初代藩主木下延俊が、義兄細川忠興の支援を受けて築城しました。瀧家は日出藩の家老を務めるなど上級武士の家柄でした。なるほどここで関係してるんですね。

木下延俊の父家定の妹が豊臣秀吉の正室おね(高台院)になります。なので木下姓を名乗る事を許されています。

左手には日出中学校、右手の本丸には日出小学校があります。

お堀や石垣の遺構があります。石垣の上に築かれた小学校というのもまた凄いですね。

毎日十二刻を知らせていた時鐘です。今では小学生が毎朝八時に鐘をつくそうです。300年以上の時を経て、元禄時代の鐘を鳴らしています。

関ケ原の戦いの際、木下家は義兄細川忠興の強い説得で徳川方につきました。結果的に、日出三万石が与えられました。家系を考えれば、西軍につくかどうか迷ったことでしょう。

縄張りは細川忠興が行い、外郭、三の丸、二の丸、本丸と三重の構えをありました。穴太衆が石垣を積みました。

穏やかな別府湾と正面には高崎山が見えました。海底からは真水が湧き、汽水に近いので臭みがなく上品な味の城下カレイが有名です。

海から二の丸館に戻るように西に向かうと、江戸時代の儒学者帆足萬里の銅像があります。豊後三賢の一人になります。日出小学校北側の石垣も見えます。

さらに西に進むと隅櫓(鬼門櫓)があります。鬼門である北東には隅を欠いた構造になっています。

日出城2回目の訪問です。100名城ではないですが、石垣と風光明媚な立地で個人的に好きな名城です。桜と石垣と別府湾と高崎山、そして静かな時間が流れる町でした。今度は城下カレイを食べにきたいですね。約40分のキャスリングでした。



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