キャスリング 丸岡城編(現存天守12城・日本100名城)

JR北陸本線芦原温泉駅から京福バスで20分。

車の場合、北陸自動車道丸岡インターから車で5分の所に丸岡城があります。丸岡城の北側に無料の駐車場があります。駐車場の敷地内にお土産屋さんとトイレがあり、その横の階段から丸岡城へ登ります。

階段を登って入城口の手前に、古墳から出土した石棺が展示されています。丸岡は継体天皇にゆかりのある古墳が多く点在しており、丸岡城も古墳跡を利用して築城されました。

さらに進むとお静の慰霊碑があります。柴田勝豊が築城する際に天守閣の石垣が何度も崩れ、人柱を入れることになりました。人柱に選ばれたのは、二児の片目の母であるお静でした。自分の子を侍にしてもらう事を条件に人柱になりました。そしてお城は完成しました。

しかし柴田勝豊が移封してしまったので、子は侍になれずお静の霊は恨みとして毎年春になると堀には水があふれたという伝説が残っています。ここで鎮魂の祈りを捧げます。

入場券を買います。大人450円です。丸岡城の他に、隣にある丸岡歴史民俗資料館、一筆啓上日本一短い手紙の館にも入れる共通入場券です。日本100名城スタンプが置いてあります。

入城して目に留まるのは、野面積みの石垣です。石を削らずに積み上げるので隙間ができて、敵に登られやすいという弱点がある反面、水はけが良く崩れにくいという強みもあります。

天守に上がる階段の下には1948年に発生した福井地震で落下した石の鯱が置いてあります。いよいよ入城です。質素で古風な趣で心が躍ります。

まずは靴を脱ぎ、一階の資料で変遷をたどります。ジオラマもあるので、内堀、外堀の位置、縄張りなど昔の城郭を確認します。今は埋め立てられていますが、五角形の内堀でした。(城郭検定2級出題)

1576年織田信長の家臣である、柴田勝家の甥である柴田勝豊により築城されました。現存する天守の中で最も古い建築で城郭建築の初期の頃の様式です。

一階から二階へは急な階段になります。気をつけて上りましょう。二階からは懸魚と丸岡市内が見えます。懸魚とは屋根の破風板部分に付けた装飾品です。魚を懸けるという文字通り火除けのジンクスです。

珍しいのでつい2枚撮りました。お城には珍しい石瓦です。下にある石棺や石の鯱もそうですが、福井市足羽山で採掘される凝灰岩の笏谷石(しゃくだにいし)を石瓦として使っています。(城郭検定2級出題)一乗谷の遺跡や北ノ庄城の瓦にも使われていたとされ、北前船で全国に出荷されていた石でした。

二階から最上階への階段は更に急になります。ロープがあるので掴まりながら上りましょう。ここまで急だと、はしごですね。天守閣から東の山々です。山の向こうには白山があります。

天守閣の小屋裏です。昭和9年に国宝に指定されましたが、昭和23年の福井地震で石垣とも崩壊しました。昭和30年に組立直して再建され、重要文化財に指定されました。天守閣や最上階の小屋組、屋根などの荷重が、下の柱に乗っかっています。およそ80トンになるそうです。石瓦は阿吽の像です。

丸岡城は別名、霞ヶ城と呼ばれており、霞ヶ城公園として憩いの場となっています。その横には共通入場券で入れる丸岡歴史民俗資料館があります。小さいですが、ただの資料館ではありません!じっくり見て約90分のキャスリングでした。

(おまけ)

福井のB級グルメと言ったら、ソースかつ丼です。有名店は幾つかありますが、国道8号線沿いの「福井家」のソースかつ丼は安くてボリューム満点でした。



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